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【油の選び方】低音圧搾・ガラス瓶入り・油は体に必要

食と健康

左は陸前高田の道の駅で購入。1500円。右側は井上誠耕園のオリーブオイル。2800円。

油にも色々あってスーパーにもたくさん並んでいます。菜種油、オリーブオイル、ごま油、亜麻仁油・・・たくさんあり過ぎて選ぶのに困ります。

今回は油の作り方にしぼって説明します。大きく分けて低温圧搾と溶剤抽出の二通りあります。圧搾にも低温圧搾・高温圧搾ありますが、わかりにくくなるため省略します。

油の選び方

低温圧搾

原料をつぶして油を抽出する昔ながらの製法です。油を100%抽出できない、手間もかかるため値段は高くなります。

溶剤抽出

ヘキサンという化学溶剤を使うため、100%近く油を抽出でき値段も安くできます。ヘキサンは有害物質であるため精製して除去します。この過程で油の微量成分も除去されるうえ「トランス脂肪酸」が生じます。スーパーで売られているものは、ほとんどこちらです。

トランス脂肪酸の食品添加を原則禁止(アメリカ2018年6月)

トランス脂肪酸は、ガン、糖尿病、高血圧症、リュウマチ、アレルギーなどの病気を引き起こすとしてアメリカでは2018年6月に食品添加を原則禁止にしました。トランス脂肪酸の代表格は、マーガリン、ショートニング。日本も徐々に認知され始めています。

良い油はガラス瓶入り

では、良い脂はどうやって見分ければ良いでしょうか?

一番簡単な方法は、容器の種類「ガラス瓶入り」か「プラスチックボトル入り」でわかります。ガラス瓶入りは酸化しないように、瓶に色がついています。

プラスチック入りが200円に対し、瓶入りは1500円以上と値段も大きく違います。

まとめ

  • 良い油はガラス瓶入り
  • 安い油にはトランス脂肪酸が含まれる
  • トランス脂肪酸の代表格マーガリン、ショートニング

脂は皮下脂肪、内臓脂肪、細胞膜など体の一部となる大事な栄養素です。体の栄養吸収力に違いが出るかもしれません。値段は高くなりますが、体のためガラス瓶入りが良い油です。

またトランス脂肪酸の代表格が「マーガリン」「ショートニング」で、パンやお菓子、ケーキなどに入っています。原材料をみる習慣をつけ、なるべく食べないようにしましょう。

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