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【味噌の選び方】材料がシンプルで天然醸造、長期熟成されたもの

食と健康

市販の味噌は「無添加味噌」と書かれていても酒精や加熱で殺菌され、酵母が死んでいたり速醸製法で加温し短期間に作られています。体に良い味噌の選び方を紹介します。

原材料がシンプルであるもの

原材料が、国産大豆、米(麹)、塩だけのもの

原材料がシンプルなほど、添加物が入っていない良い味噌です。

出し入り味噌は大丈夫?

酵母エキス・アミノ酸など書かれた出し入り味噌は避けた方が良い。このようなエキス類は加工段階で精製されているため、キャリーオーバーで他の化学物質が使用されていても表示義務がないためです。原材料は単純なほど体に良い。

味噌の選び方

原材料が多いほど添加物が多い

天然醸造・長期熟成されたもの

味噌には天然醸造味噌と速醸味噌、2種類の製法があります。

天然醸造味噌

天然醸造味噌は1年〜3年自然の温度変化のまま寝かせて作られます。長期熟成、発酵されるので味も風味も良くなります。

速醸味噌

速醸味噌は短期間に作られるため、味も香りも薄く添加物で味付けされます。アミノ酸やたん白加水分解物などを添加して味を補っています。

無添加・生味噌

https://konbumai.net/wp-content/uploads/2021/10/IMG_0445-e1635293280410.jpg味噌

本物の味噌は酵母が生きている

酒精やアルコールを使わず、酵母が生きている味噌が良い味噌です。酵母が生きているので発酵を遅らせるため冷蔵保存が必要になります。パッケージにも小さな穴が空いて呼吸ができる様にしています。(通気口がないとパッケージが破裂するため)

味噌の選び方

発酵を止めるため酒精が使われる

味噌の選び方

酵母が生きている味噌は通気口の穴がある

酵母とは

熱や酸に強く腸まで届き、腸の中で栄養分解をうながす。タンパク質でできた酵素も持っている。

酵母は人間の小腸に定住して、消化吸収の他、内分泌系、自律神経系、免疫系の機能を健康的に保つ働きをしています。
特に免疫系は、大腸には殆どみられないため最も大切な機能といえます。
※出典:天然酵母研究所

まとめ

  • 材料が大豆、米(麹)、塩だけでシンプルなもの
  • 1年以上寝かせた天然醸造・長期熟成されたもの
  • 無添加で酵母が生きている味噌

以上が、体に良い味噌です。味噌に含まれる酵母は腸内環境をよくしてくれます。良い味噌を選んで健康な体を作りましょう。

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