【2019/12/12】
宮古市のホタテ養殖|隆勝丸|さんのところで、ホタテ養殖体験してきました。
体験作業は今年で3回目になりますが、今回は2次分散作業です。
ホタテは1年で10cmほどになりますが、
それまでに2回網目の大きいネットに入れ換えます。
一日の作業内容は、以下の通りです。
1. 朝5時のまだ暗いうちに海からホタテの稚貝(3〜4cm)を取ってくる。(写真上)
2. ネットから取り出し、ゴミ、小さい貝を取り除く。(写真2段目)
3. 変形貝を取り除き、30個ずつ大きいネットに入れ替える。(写真3段目)
4. 沖だしし、海中に吊るす。(写真4段目)
この日出島の漁場は外洋も近くにある割に波が穏やかです。
というのも天然の要塞、日出島のおかげです。(写真一番下)
ホタテ、かきの養殖は波が穏やかな内湾で行います。
大きなシケで被害を受けないためです。
しかも、外洋が近くにあるため新鮮な稚貝も取れる!(重要)
外洋の方が稚貝取りには適しているため、
他のホタテ漁業者さんは稚貝を買ってきて養殖することが多いです。
隆勝丸さんのホタテの稚貝は全て自前です。
宮古市田老の真崎ワカメや昆布の養殖は外洋で行われますが、
波高5、6mの大シケは必ず1年に一回はやってきます。
その度に大切に育てたホタテが流されたのでは大変ですよね。
ホタテ、カキはシケに弱い
ワカメ、昆布はシケに強い
他の漁場で作業すると自分のところの海がどんな感じなのか?
客観的にわかります。隆勝丸さんありがとうございました。
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