【2020/1/16】
小正月の意味や地獄のカマの蓋が開くことについて知っていますか?
私もよく分からず毎年過ごしていたので、この機会に調べてみました。
小正月は15日と14日〜16日の二つの考えがある様です。
起源
はじめ日本の暦は月の満ち欠けで決めていたので満月1日、新月15日でした。
そのあと中国の暦が入ってきたことで、満月15日、新月1日に入れ替わりました。
旧暦の満月の日が小正月ということです。
目的
1.正月にお越しになっていた神様を見送りする。
2.正月に働いた女性をねぎらう。
3.1年の健康を願う。
4.1年の厄払い。
5.1年の豊作を願う。
6.1年の豊凶を占う。
正月に働いた女性を休めるために、小正月の前日に饅頭を作っておいて
料理をしなくてもいい様にしていた。私の祖母(94歳)が言っていました。
地獄の釜のフタが開く?
16日は地獄の罪人を釜茹でにしている鬼たちが、フタを開けて休みを取る日です。
鬼たちが休むのだから、日頃忙しい奉公人や主婦なども休ませていた様です。
亡くなった方も帰ってくるので、この日にお寺にお参りに行くわけですね。
この日にナマコ漁やタコ漁で海の口開けがあると文句を言う人がいますが、
鬼まで休む日なのに漁に出るとは|けしからん|と言うことですね。
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