品種はフジの話です。王林ではありません。
りんごの旬はまさに真冬。岩手県宮古市田老の産直には、棚せましと思うほど美味しいりんごが並んでいます。
皆さんは写真の真っ赤なりんごと黄色いりんご、どちらを買われますか?もちろん赤い方ですよね。条件反射的に選ぶと思います。
実はどっちのりんごも、味に変わりはありません。りんごが熟して赤くなる課程を紹介します。
【りんごが熟す課程】
1. 緑色のりんご
まだ熟していないためスッパイ
2. 黄色いりんご
熟して食べごろ
3. 日光に当てて、赤くする
赤い色は紫外線に当たった日焼けの色
黄色くなった時点で食べごろなんですね。でも私達消費者は黄色いりんごは買いません。なので、生産者は
1.りんごの葉っぱをとって光に当てます。
2.りんごを回して光をまんべんなく当ててあげます。
3.木の下にも反射シートを敷きます。
という手間がかかるんですね。個人的には美味しければどっちでも良いので黄色い方を買います。
赤くするため、りんごの葉っぱをとるのはどうかと思いますが、売るためにはしょうがないんですかね。
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