被害状況を確認してきました。昆布の方でやはり被害が出たようです。ワカメは大丈夫です。 ３mぐらいの深さですが、浮き玉の下付近は絡まってちぎれています。全てではありませんが、全体の５％くらいの被害でしょうか？
前回１月３１の岸壁の被害状況からしてタダではすみそうにありませんでしたが、「やっぱりか」です。
ちぎれた昆布は使えないため補植します。となりの昆布を半分に分けてバンドで縛ってあげます。
今回は昆布が幼いため補植しませんが、１ヶ月くらいすると倍くらいの長さになります。その時、根っこを分けてあげます。
昆布の再生能力は高くて、触れている部分から自然と根っこが出てきて活着します。
まだ間引き前であったため痛んだ昆布は、ほぼ救えると思います。
波が荒い外洋養殖のシケ対策の基本は、なるべく仕事を早く終わらせない事です。
なるべく期間を長くとって全体の管理を分散してあげます。分散しておけば一気に全滅する事がありません。リスク分散ですね。
