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代表 畠山 正広(はたけやま まさひろ)
1974年 8月生まれ 岩手県宮古市出身
1993年 東北工業大学入学
1997年 半導体設計会社入社(東京)
2002年 ジュエリー制作会社入社(埼玉)
2008年 東京からUターンし家業のワカメ、
昆布の養殖業に従事。コメ農家。
2016年 田老町養殖組合連合会 会長
2018年 宮古市農業委員会
農地利用最適化推進委員
無農薬の米栽培開始(農地面積3a)
2019年 自家製肥料に昆布を使用し米栽培の
新しい形を追求(農地面積10a拡大)
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目次
1. 一冊の本から
2. 無農薬栽培をやってみよう!
3. 窒素、リン酸、カリだけ単品で施すと病気になりやすい
4. 田んぼの中と腸の中は一緒
5. どの農法を選ぶか
6. 肥料に何を使うのか
7. 昆布には捨てるところがない
8. 独自の農法を目指して
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一冊の本から
福岡正信氏「わら一本の革命」。
米や麦の無肥料栽培に取り組んだ方です。無農薬栽培している方にはよく知られている人です。
この一冊で物事の本質について全てわかります。世の中の矛盾や科学の否定など。
科学は便利なものですが、科学が人間を必ずしも幸せにしているわけでは無いと思うのです。
無農薬栽培をやってみよう!
2018年、半信半疑で米の無農薬栽培に取り組んでみました。
ところが米は全然病気になりません。2年目も大丈夫でした。
病気になるのは化学肥料のせいかなと思いました。
化学肥料と農薬はセットで使われていて、土を痩せさせてしまいます。
米や野菜のビタミン、ミネラルなどの栄養素も減ってしまうという実験データもあります。
多分、農薬、化学肥料を使うことで土の微生物が死んでしまい
バランス崩れるのではないかと思われます。
微生物がいなければ、米や野菜の栄養素が減るのもわかります。
微生物に分解されて初めて吸収される栄養素もあると思うからです。
窒素、リン酸、カリだけ単品で施すと病気になりやすい
化学肥料は窒素、リン酸、カリを配合させて作られています。
微量元素やその他の有機肥料に含まれる栄養素がありません。
すると、稲は大きくなりますが土が痩せていきます。また稲も病気になりやすくなり、米の栄養素も少なくなってしまいます。
どこか人間と似ていませんか?
田んぼの中と腸の中は一緒
稲が化学肥料を使うから病気になるのと、ビタミン、ミネラルが少ない食品を食べ病気、アレルギーになるのは同じだと思うのです。土も腸もどちらも微生物のバランスが崩れ活発に活動できていないからです。
どの農法を選ぶか
肥料を使わない自然農法、有機質の堆肥を使う有機農法。
最終的には無肥料の不耕起(耕さない)自然栽培が良いと思います。ワカメや昆布は海の栄養だけで
育っています。
ただし土作りに時間がかります。米も取れなくなります。まずは有機栽培で少しづつ土を育てて
ゆき、稲の生育を見ながら肥料を減らしていくというのが自然かなと思います。
肥料に何を使うのか
では有機質の肥料に何を使ったら良いのか。有機質の肥料に多く使われているのは菜種油かすです。
ただし、植物油に使われている菜種油かすはほとんどが輸入品であり、遺伝子組み替え作物の可能性
が高いため使いたくありません。米ぬか堆肥だけでも十分かと思いますがたくさん買わなければ
なりません。2年ほど考えた末、眼の前にありました有機質肥料が。それが昆布です。
昆布には捨てるところがない
岩手県の県北では昆布養殖が行われています。ただし出荷する際、昆布の両側の身が薄い部分は
ヘリと呼ばれ捨てられてしまうもったいない部分です。これを使えば肥料を自給できる!と
気がつきました。兵庫県の昆布屋さんに行くと昆布は捨てるところが無いと言われます。
独自の農法を目指して
無農薬の米栽培を始めて2年が経ちました。無農薬で海藻を肥料にして育てる方法も発見しました。
発芽玄米で米の栄養素を余すところ無く吸収できることもわかりました。
除草など解決しなければならない問題はまだあります。農薬を使用しない米作りの仲間も
増やしていかなければなりません。
少しでもこの日本に病気やアレルギーの方が減りますよう、農業の分野で努力していきたいと
思います。
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