台風19号被害直後
現在の様子
今年は5年に一回、国の農業センサスという統計調査の年です。農山村の土地や山の使用実態の全国的な調査です。漁業は昨年行われて少しづつ調査結果がネットに出ている様です。
調査員として地域を一軒一軒回っていますが、山間部の復旧はまだまだです。写真は摂待の和野地区の様子です。
摂待は海から2kmほど離れた平旦な土地ですが、和野地区は歩いて1時間ほどかかる山の中で十数軒ほど民家があります。
自然豊かで山菜やキノコの宝庫です。春先はしどけ、わらび、たらの芽など何でも取れます。時給自足するには、うってつけの大好きな土地ですが、台風被害はここが一番ひどかった。
写真は台風の翌日、消防で被害状況を確認にいった時のものです。「道がない!」ってぶったまげました。80歳くらいの方に話を聞いても、これほど雨が降った経験は今までなかったと言います。
もうあちこち川のようだったと思います。
ここから民家に着くまで、道が崩れて細くなっている箇所はたくさんあります。完全復旧には程遠いです。
昔は災害は忘れた時にやって来るといいましたが今の日本は、「災害は毎年のようにやってくる」っていう印象です。
災害に負けないメンタルが欲しい!
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