昨年の12月より摂待港の岸壁の拡張工事が始まっています。完成まで約8年間かかる大工事です。私達漁師にとって、たくさんのメリットがあります。
まずはかさ上げを行い2.5m程度高くなります。
ずーっと奥まで高く積み上げられます。つっこも(岸壁先端部)もさらに先が伸びて、波が入ってこなくなります。
かさ上げ+つっこの延長により、高波でも船を係留しておけます。
こんな感じの波がやってきますので、船は置けません。他の漁港では船が沈没していますので油断禁物です。
現在は、2〜3回/月やってくるシケで、毎回クレーンを使い船の上げ下ろしで避難させています。用心のために、シケがこなくても船の避難することはよくあるので、かなり手間がかかります。
他の漁港では余程の大時化でない限り、船の上げ下ろしはしませんので、やっと人並みの漁港になります。摂待の漁師の悲願が叶いますよ!
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