写真上:米ぬか 写真右:籾殻くんたん 写真左下:コンブ
いよいよコンブボカシ造りの始まりです。
コンブと米ぬか、籾殻が三食弁当のようにインスタ映えしています。さすがに一年では全然分解されておらず、コンブの原形のまま層状になってました。
このままでは、分解に3年くらいかかりそう。今年使うには微生物に分解してもらう他ありません。
分解には、米ぬか君と籾殻君に活躍してもらいます。気温が高ければ、三週間程度でぼかし肥料が出来上がります。いまは気温も低いため、1、2ヶ月はかかると思います。
写真:米ぬかと混ぜ終わったコンブ
コンブ100kg、米ぬか20kg、籾殻10kgを混ぜあわせましたが、コンブはまだ水分を含んでいるため出来上がりは40kgくらいと予想しています。
少し足りなさそうなので、また追加します。
米ぬか、籾殻と混ぜ合わせる目的の一つは水分調整です。ちょうど良い水分量でないと上手く好気性発酵してくれません。
だいたい、握って軽くほぐれるくらいがちょうど良いです。多すぎると酸素不足で嫌気性発酵して嫌な匂いになります。上手く発酵してくれれば、乳酸菌の良い香りがしてきます。
1、2週間くらい置いて菌が全体に回ったら、3日おきぐらいに混ぜ合わせて酸素を入れてやると早く発酵が進みます。
こうやって田んぼ作業をしていると、世の中の嫌な事も忘れ、無心で土と遊ぶことができます。
なんでこんなに落ち着くんだろう。
小さい畑で十分ですので、こんな時だからこそチャレンジして見るのも良いかもしれません。
農業は心を癒してくれます。
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