採苗器。細かい目のネット(緑)の中に粗い目のネット(青)を入れる。
ホタテの採苗器を海中に投入しました。いつもより一週間早いです。
採苗器とはホタテの稚貝をとるのに使います。専門でないため詳しくありませんが、ホタテは4月くらいから産卵を始めます。
その赤ちゃんを採苗器に付着させて稚貝をとります。摂待の海を流れてくる赤ちゃんをうまく捕まえるのには、採苗器を投入する時期が大切です。
実はその時期がいつなのか分かっていないため、調べてみようかと思います。
5/1、5/7、5/14と三回に分けて稚貝を採ってみます。
摂待のベテランの人は、5/15あたりだというんですが、一応自分で確かめて見ないと実際にはわかりませんので。
宮古あたりでは毎年4月後半には始めるそうです。もちろん時期はずらしながらやると思います。
うまく採苗器の投入時期が合えば、9月の分散の時期には立派な稚貝が取れます。
失敗すると、数も取れないし小さな稚貝だけになってしまうため、採苗器の投入時期はとても重要です。
海域によって様々であるので、摂待の海の状態を見極めたい感じです。
稚貝とりは外洋が適しているため、摂待の海は好条件のはずです。海が荒すぎて育てるには苦労しますが・・・
↓写真は3年育てたホタテ。ここまで育てた喜びは大きい。
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