【化学肥料と発酵肥料の稲の根の違い】
写真 左:化学肥料 右:発酵肥料
特殊な発酵鶏糞
発酵肥料が特殊で「ある細菌」を入れて、鶏糞から作られています。「ある細菌」は企業秘密だそうですが
【タンパク質分解菌】
【デンプン分解菌】
【油脂分解菌】
【セルロース分解菌】
など細菌のコロニー(集団)の塊だそうです。要は「うじゃうじゃ色々な種類の菌がいる」ということです。
ほとんど研究されてなく、種類が多すぎて学者もわからないのだそう。
ちなみに、ホーセンターの鶏糞と比べると価値が
ホームセンターの鶏糞200円
発酵鶏糞4000円
この位、価値が違うのだそうです。
微生物の力でペーハーも調整される
通常、普通の鶏糞肥料は塩分が含まれるためアルカリ性になり植物には好ましくないのですが、この発酵鶏糞はPHも調整され弱酸性になり塩分も除去されるのだそうで驚きです。
衝撃が走るくらい美味しいお米
この肥料から作られたお米が、写真の根っこの稲になります。
食べると「衝撃が走るくらい美味しい」そうです。
様々な微生物と発酵鶏糞の力でこの「お米」が出来るのだと思います。
化学肥料を使わずに土作りをして行けば、こんな「お米」が出来るかはわかりませんが、根っこは違ってきます。
化学肥料は直接根っこが吸収できる状態なため、稲が甘えて根を伸ばさなくなります。
結果、土台の根は貧弱なのに、葉っぱだけ勢いのある「偏った稲」に成長します。
当然、栄養価も美味しさも違う
目に見えない微生物ですが、「お米」は知っているんですよね。
|