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腸内フローラの最新研究でわかってきたことは、従来の人間観を覆してしまうような、本質的で革命的な話です。
一時すごく話題になって忘れ去られてしまうような、中身の薄い健康情報ではありません。
腸内フローラ10の真実(NHK取材班)から
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腸内フローラを学ぶメリット
健康になるための本当の食べ物がわかる
腸内フローラが良くなると、病気・肥満・アレルギーにならない体になる
腸で免疫の6〜7割を作っていることからも、すべての病気に関係しています。
菌の多様性が大切
腸内フローラは1種類の強力な菌がたくさんいるより、たくさんの種類の菌がいることが大切です。菌同士、連携プレーで人間の健康を守っています。
本当は「善玉菌」「悪玉菌」と区別することも難しい。ガンを予防する細菌の「親戚」が、ガンを増やす細菌だったりするからです。
菌は生きたまま腸に届かなくても良い
腸内フローラで大切なのは、必ずしも「生きて腸まで届く必要はない」こと。死んだ菌でも腸内フローラを豊かにします。(原因は不明)
本当の食べ物は殺菌・農薬を使わない土で育った米・野菜
「微生物がうじゃうじゃいる田んぼ・畑」の米・野菜が良い食べ物
微生物が「栄養分解」「栄養を作り出し」「吸収を助る」
殺菌・農薬を使うと微生物も皆殺しになります。微生物がいないと栄養分解もできないし栄養も吸収できません。
「土の中」も「腸の中」も同じで、多様性がある「うじゃうじゃ菌がいる」環境が、良いお米・野菜を育てます。
農業が変われば「魚類養殖」「畜産」も変わる
微生物の役割がわかれば農業だけでなく、「魚類養殖」も「畜産業」も変わって行きます。
微生物を使った飼料で養殖魚や牛・豚・鶏の腸内フローラを育てます。すると病気にならなず、殺菌・抗生剤が必要なくなります。
抗生剤を使ったエサで育てられた海では海藻も育たなくなります。海の環境も細菌がたくさんいることが重要です。
まとめ
・腸内フローラが病気・肥満・アレルギーと深く関係している
・腸内フローラは菌の多様性が大切
・「腸」と「土の中」はいっしょ。菌がたくさんいる環境で良い米・野菜ができる
・腸内フローラ・細菌は「農業」「魚類養殖」「畜産」を変える可能性がある
・海の環境・栄養も改善する
殺菌・農薬を使用していない、微生物がたくさんいる土で育った食べ物が本当の食べものです。肉・魚も同じです。
また、「添加物入りの速醸味噌」「ブドウ糖入りの醤油」は偽物です。
長い時間をかけて発酵・熟成することで微生物が豊富で味わいのある味噌・醤油・酢・酒・みりんが出来上がります。
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