海藻農法の始まりです。昆布と米ぬかで土作りします。
海藻はもちろん昆布。去年とった昆布を山積みにしておきました。1年では堆肥化できませんので、米ぬかの乳酸菌を使って分解してもらいます。
250平方メートルに乾燥昆布が約120kg入れてあります。今は乾燥してないので水分があり、実に5倍の600kgの昆布が入っています。ヨコダ20個分です。(ヨコダは海で使う80Lくらいの入れ物)
6月の田植え後の苗に合わせて発酵が進み、7月くらいには8割くらい分解されれば稲もスクスク育ってくれます。
小さな田んぼのメリットは、いろいろな挑戦ができることです。失敗しても痛くない。
昆布を肥料にした米作りは誰もやったことが無いし、有機農業自体ほとんど日本でも岩手でも行われていません。自分で開拓するしかない!
そこが面白い!
有機農業は100%個人の技術力です。100人いれば100通りの農法が生まれます。
そして、これで良いと言った最終形もありません。10年、20年たってもまだまだ終わりが見えない。だから夢があるんです。
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