【2020/6/29】
【化学肥料栽培と微生物農法の違いを説明】
化学肥料栽培と微生物農法は作物を作る上で考え方が大きく違います
化学肥料は葉っぱを育てる
化学肥料は「窒素」を栄養源として田植え後から葉っぱが大きく成長します。根はあまり成長しない。
微生物農法は根っこを育てる
微生物農法は「微生物」を使って根っこを育てることを重視します。
最終的には化学肥料栽培に追いつく
微生物農法の初期の生育は、化学肥料栽培に比べて見劣りします。でも最終的に追いついてきます。
以下の写真は、同じ人・同じ日・同じ苗を田植えしています。右側は9年間肥料なしで栽培。
「ゼロ酵素液」という微生物よりさらに小さい酵素液(タンパク質)のみで栽培されています。多分、酵素で「微生物を活性化」させていると思う。
右側は9年間肥料なし
追いつく
もみ数は同じでも、右側は茎も太く台風でも倒れない
微生物ワールドは摩訶不思議な世界
肥料もせずに化学肥料並みの成果が出る微生物の世界はとても不思議。宮城県で無肥料栽培している田んぼを岩手大学が調査していますが、原因はよくわからなかった。
その原因が解明される日も近いかもしれません。
参考図書
スーパー微生物農法 大下信悦 ヒカルランド
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