もう一度やり直してみると
タネはいっぱい出ていた
【2020/7/31】
午前3:30〜種付開始
まだ、真っ暗の夜明け前。午前3:30からワカメの種付が始まりました。準備も完璧。メカブの状態も良い。1000リッターのタンクに7分目まで海水を入れ、メカブを投入。
タネが「モリモリ」出てくるのを待ちます。
普通、20分くらい置いてタネがまんべんなく出たところで、種糸を入れて、タネを付着させます。ところが・・・
タネが見えない!
ワカメのタネが「1個」あるだけ。普通こんなもんではない。もう、数え切れないほど無数に泳ぎ回っているワカメのタネ(遊走子)
背筋に寒気。嫌な汗も・・・
なぜでない?
他の人の様子を確認してみるが、どうも様子がおかしい。みんなイマイチのよう。
なんども、なんどもメカブの入ったタンクの水をスポイトで採取。顕微鏡でのぞいてみる。全然いないどこいった?
もう、目の前真っ暗
待てど、暮らせど、出てこないタネ。結局。数個しか見れないままタイムアップ。メカブ投入後、約1時間でワカメのタネはほぼメカブから放出され、動かなくなります。
他の顕微鏡ではタネは出ていた様なので不本意ながら、種糸の沖出し。
私が見つけられなかっただけかもしれません。一日中、失敗が頭から離れない!
午後にもう一度、確認してみる
再チャレンジ。メカブを取り直し、もう一度顕微鏡で確認してみると、結構「遊走子」が確認できた。
しかも、午後0:00に水に入れたところ、午後6:00ごろまで遊走子は泳ぎ回っていた。
なんで、本番でタネが見えなかったんだ?
写真1 この中に30個ほど遊走子が動き回っている
分かりやすい様に、赤丸じるし
写真2 赤丸じるしの遊走子が移動した
原因究明はまた明日
今日は寝不足なのでここまでです。原因究明はまた明日
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