メカブから出ているタネをみる簡易実験
【2020/8/2】
タネが見えない原因調査
ワカメのタネが見えない原因の調査です。今回は調査のため、簡単に取れる養殖ワカメのメカブを使用。タネを顕微鏡で見る所までです。
調査方法
調査方法は、メカブ20個程度、タンクの水100L。実際の1/6ぐらいの簡易実験。
茶色に濁った所がタネ(遊走子)
普通にタネは見える
実際にやってみるとタネは普通に見えています。昨日の状態を再現したいが不可能だった。
良く出ているメカブは24個中、4個だけ
写真の様に「茶色に濁る」ほどタネが見えているメカブは24個中、4個だけだった。こんなにタネをだすメカブって少ないのか?
かなりの衝撃。みんながたくさんタネを出すメカブと思っていた・・・
濁らなくても、わずかにタネは出ている
濁ってない方のメカブ表面付近をスポイトで採取、顕微鏡でみるとわずかですがタネは出ている。
本当の原因
実は、漁協に行って担当者に原因を聞きました。塩分濃度が低かった可能性があるそう。
摂待港には近くに鮭がのぼるくらいの川があります。そこからの真水のせいで塩分濃度が薄かった。連日の雨で結構川水が港にも流れてきます。当日も海水が結構、濁っていた。
種付のやり直し
自分でメカブをとってくる。もう一回、種付する。ワカメの芽出しまで不安要素はなるべく消しておきたい。もう、やるしか無い!
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