【2020/8/3】
ワカメのタネが見えない原因を調査中。海水の塩分濃度らしいことはわかりました。
疑り深い性格なので、本当にそうなのか?実際にみるまでは、どうしても納得できない。海水の比重を計ってもらいました。
海水の比重(水深3m)
海水の比重(水深0.5m)
水深が深いほど塩分濃度は沖の海水にちかづく
測定している海水の場所は港の中、川から真水も入ってきます。表層の水は川水に影響されて塩分濃度が薄くなる事がわかります。
赤線が長いほど沈む(比重が低い)
水深3mの水中ポンプの位置
水深0.5mの水中ポンプの位置
ワカメのタネ着けの時、水中ポンプの水深は?
ワカメの種付の時の水深は干潮気味だったため、約1.5〜2mくらいだったと思います。
干潮と大量の川水が重なって失敗した
干潮で水中ポンプの水深が浅かった事。川水の影響で大量の真水が入りこんでいた事。二つの要因が重なって種付でうまくいかなかったと考えられます。
種付は全部やり直したほうが確実
実際種付の時、私の顕微鏡ではほとんどワカメのタネ(遊走子)は見る事が出来なかった。全くタネがついていない事は無いと思います。
どういうタネ作りをしたいか?で個人個人違います。薄いタネが好きな人、厚いタネが好きな人、人それぞれ。
タネが厚い(量が多い)種まきしたい人は全部やり直すのが一番確実と思います。
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