【2020/8/5】
今度はカマでメカブとり
ワカメの種付に再チャレンジ。前回はダイバーさんに潜ってとって頂きました。今度はカマで刈るメカブとりです。
どうも水中が濁っているもよう。ワカメが遊走子を放出している時、海じゅう、こんなに水が濁る事があります。今日は大潮ですし満潮です。
ワカメでメカブが見えない
メカブが見えた!
岸浜漁業で一番難しいメカブとり
岸浜漁業は本当の岸(岩場)で天然のウニ、アワビ、ワカメ、コンブなどをとる漁業。16尺(約4.8m)の小さいサッパ船でとります。ワカメコンブ養殖は24尺(約7.2m)です。
ウニ漁、アワビ漁など経験と技術がいる岸浜ですが、その中でもメカブとりは超絶難しい。
岩肌が見えた所でひと刈り!
海中をゆらゆら、ただようワカメ。この時はじっと我慢。潮の流れでワカメが片方になびく。岩肌が見えた瞬間、
岩場のワカメの根っこを狙って一狩り!すぐさまワカメにカマを引っ掛け、スルスルと船に取り込む。といった感じです。
メカブは本当に波が良い時でないと取れない
海ではワカメがゆらゆら。船は上下左右に行ったり来たり。このタイミングが合わないと、ピンポイントでワカメの根っこに合わせるのは難しい。
昔からメカブとりする時は、ウニの口開けの午後本当に波が良い時。今はダイバーさんにとってもらうので、あまり波を気にする必要は無くなった。
海と人の一体感がたまらなく楽しい
海と人とが同化・一体化した時、初めてメカブという貴重な海の幸をゲットできます。うまくメカブが取れた時、海と仲良くなれた気がするんです。
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