【2020/8/5】
【2回目の種付】最高気温34℃でメカブは大丈夫か?
ワカメの種付2回目。今度はメカブをカマとりした種付です。訳あって朝4時からメカブとり。日中は発泡でメカブを保存して午後4:00から種付します。
今日は、今年一番の暑さ。岩手県宮古市で最高気温34℃。宮古市田老摂待でも32℃ほどあります。メカブは大丈夫か?かなり心配。
鮮度維持のため氷を使って冷やす
発泡の容器で氷を使ってメカブを冷やします。種付開始まで、なんとか日中の暑さを耐えきらないとならない!上にも下にも氷をしき、サンドイッチでメカブを冷やす。
冷やしすぎてもいけませんが、温度で炊けてしまうよりは冷やす方法をとりました。内部の温度は16.5°Cでまずまず良いでしょう。
1週間程度、海においただけでかなりの泥が付着
パーム(種糸)もリセットしてやり直し
一度沖出ししたパーム(種糸)も全部、海から引き上げて洗って乾かします。前代未聞ですが、全てリセットして一からやり直す事にしました。
誰も経験が無いため「かなり心配」。ですが一度乾かすのは理由がある
乾かす事で、一気にタネ(遊走子)吸いこみたい
パームがカラカラに乾いていると、タネでいっぱいの水を一気に吸い込むからここで9割?ほどのタネを付着させる事ができる。
タネをぎゅっと吸い込んだ!
メカブの状態も最高 遊走子も「うじゃうじゃ」いる
メカブの状態も最高。遊走子が「うじゃうじゃ」いる様子が顕微鏡で確認できました。ほっと一安心。
この瞬間が一番嬉しい
メカブをタンクの水に「ドバッ」と入れた時、ワカメのタネが「ボワっ」と放たれる瞬間。ここが一番のクライマックス。緊張の一瞬。
誰もしてませんが心中で拍手喝采!スタンディングオベーション!
沖出しして緊張が一気に解けた
無事に起き出しして緊張の糸が切れた途端、ブワッと眠気がおそってきました。よかった、よかった
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