現在の田んぼ
【2020/8/8】
申し分ない稲の姿
田植え後2カ月経ちました。そろそろ穂が出てくる時期。申し分ない稲になってきた率直な感想です。
7月の長雨、梅雨明けの大幅な遅れで稲の成長が例年の5日遅れ、心配されました。が8月のお天気のおかげで、だいぶ追いついてきた様子。
では、2ヶ月間の成長の様子を見てみましょう。
6月10日 田植え10日後
一株3本植え、坪50株植えですので見た感じかなり寂しい。慣行栽培は5本以上、坪60〜70株上です。黒まるに見えるのはコンブボカシをタンゴで投げ入れています。
7月2日 田植え30日後
コンブボカシと機械除草が効いてだいぶ「モサモサ」してきました。縦の条間の雑草はOKです。次は横の株間除草。ここから少しづづ「手取り除草」を始めます。
無農薬の9割がこの手取り除草作業大げさではありません。1日2時間、約13日間の草との戦いの始まり。
7月16日 田植え後46日後
穂が出てくる30日前。実付きをよくするのと、味をを良くするため、もう一度コンブボカシを追肥します。ミネラル・アミノ酸で美味しくなりますよ。
もちろん微生物も効いています。田んぼにもともといる土着微生物を活性化します。ここが一番のキモです。
8月6日 田植え66日後
現在の様子。少し穂が見えてきました。これで一株20本〜30本の茎数があります。問題は茎数ではなく、どのくらい穂をつけるか?ですから
20本でも全部の茎が穂をつけてくれれば良いわけです。だから3本うえで坪50株の薄植えの効果を見てみたい。そんな思いで薄植えにしています。
全ての葉っぱに満遍なく光が当たるように。
8月8日、記念すべき米の日
今日は8月8日。米作りは八十八の手が掛かるので記念すべき「米の日」。真の日本文化は発酵食品・微生物文化です。
日本人が本当に進むべき姿が無農薬の田んぼにあると確信しています。
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