右側の黄色い方がホンモノ
ウニの口開け最終日
六月から始まったウニ取りも今日で最終日。15回予定で、9回の出漁。予定回数キッチリ取れる年もそんなに多くありません。
これがホンモノのウニ
写真左が色の悪いウニ。チリ産じゃありません。色が悪いだけあって、なんか雑味があってあまり美味しくない。選別ではじいたもの。
右側がホンモノのウニ。身がパンパンで「薄黄色」。甘みがあって濃厚なウニの味がします。
このホンモノのウニになるには多分、3ヶ月以上前には餌をたらふく食っていることが大事かも。もしかしたらもっと前から。
7月、8月にたらふく食っても間に合わない。こんなに「薄黄色」の肥えたウニにならない。
その証拠に、からいっぱい「コンブ」を食べたウニ。ずっしり重くて「おおっ」て思うが、中身は空っぽってのが結構ある。
年中餌に恵まれたウニだけがホンモノのウニになるのでは?
痩せたウニは6月から8月まで通して色が悪い。少しでも食べてるはずなのに身が肥えない。エサのない深場は特にそう。
そのくらい、今年はエサがないって事なんだろう。年間通して食べてたウニしかホンモノのウニにならない気がする。
メカブをウニがかじったあと
コンブがないならワカメでも食うか
メカブをかじったあと。「ここのウニは結構肥えている」5月に取り流したワカメも餌のたしにはなってるようだ。
塩ウニで保存
最終日は塩ウニにして保存。来年ワカメ収穫時の大事な「ウニおにぎり」
ウニおにぎり無いとワカメ取り行きませんよ!
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