【2020/9/20】
海のトンボ作り
海のトンボ作りです。上が完成形。なんか昆虫のトンボに似てませんか?海で使うトンボです。海のロープ同士がクロスする連結部分に使います。
連結部分は力がかかり、2,3年で傷んでくるので交換します。
パワー勝負のロープ差し
ロープの両端を差していきます。これがきつい。ギッチリ三本のロープが三つ編みになっていて、簡単には刺さらない。「スパイイキ」と言うステレス製の尖った棒をロープの間に突っ込みます。
バンバンぶっ叩く
とにかく力まかせに木製「ゲンコ」で「バンバン」ぶっ叩く!
なんとか片方はさせた
三本のロープを順番に差していく
穴をこじ開け、順番に一本づつロープに差していきます。なんとか片方はさせました。
失敗例
失敗しました。左右のバランスが良くありません。せっかく作ったのに・・これでも使えますので予備として残しておきます。
両端を差してひとまず完成
両端を差してひとまず完成。本当は、片方につき三本のロープを三回ずつ刺していきます。刺せばさすほど頑丈に、抜けなくなります。一回でも十分なのでこれで終わり。
ストランドを取り付け
白いロープがストランド。ストランドとは細いロープの束の意味。何本もロープを束ねることでより丈夫になります。連結部分は力が一番かかる部分。
ゴムのように柔軟でかつ丈夫であることが大切
ストランドを固定する
ストランドはロープをつなぐため、輪っかになってます。これを二箇所固定します。ここもしっかり固定。引っ張られて輪っかが閉じて行かないように。
ここでもゲンコが必須
二本のゲンコを使って「テコの原理」で両端を締め付けます。しっかり体重かけることが大切。海ですごい力がかかると緩んできます。
イボ結びで止める
最後は「イボ結び」でしっかり止める。普通の結びではほどけてきます。イボ結びはここでは省略。
体重をかけてしめる
ここでもしっかり体重をかけて締めます。ロープワークは締めて、締めて、締めまくる。海の中では潮の流れなどで簡単に緩んできます。キッチリ一つひとつ仕上げます。
念を入れるとはまさにこの事
ほどけませんように!
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