【2020/9/30】
ワカメの種苗パームチェック
岸壁の掃除も終わり、船だしてワカメの種苗パームチェック。波高7-8mの大シケ後、被害はないか不安と希望が入り混じった複雑な心境で海に出ます。
ワカメのパーム(シュロで編んだタネ糸)は30枚を2枚に重ね、15セットを海中9m地点に吊るしてある。さっそく丘側から順に引き上げて見ていく。
出だしは無被害。ほっとひとあんど
多少シケでタネ糸がこすれあって綺麗になっている。3セット分見たところで全く問題なし。「あ〜よかったー!」ひとあんど。問題ないんで残り「12セット」飛び飛びでチェックして行きます。
なんか、おかしい
4セット目に入ったところで、なんか引っかかってる。木のようだ。大木ではなさそう。下げ糸が絡まるくらいなら・・・全然平気
恐る恐る引き上げてみる
恐る恐る引き上げて見ます。結構大物。やっちまったか?
何じゃこりゃー!
上に見えたのは「氷山の一角」海中は枝が伸びた流木。川の増水で流れ着いた木。これだけ枝が伸びてりゃ、どっかにひっかかるでしょう。
流木にパームが絡まる過程
流木がとりあえず下げ糸に絡まる。波で下げ糸が順次、木に絡みとられていく。最終的にパームが絡まってジ・エンド
流木に絡んだパームは大抵「オジャン」
幸い、パーム自体はさほど傷んでなさそう。大抵、大木が流れ着いたパームは「オジャン」使用不能になる事がほとんです。
被害はこの1セットだけなので、助かったー!不幸中の幸い。
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