【2020/10/03】
田んぼで苦戦中
連日の稲刈り。倒れた稲をかること3日目。昨日は1.1反やっと刈り取りました。残り1.1反。(一反は約100m×10m 300坪)
こんな長丁場になるなんて考えてません。コンバインなら多分半日で終わる作業。諦めてコツコツ刈り取るほか、ありません。
少しも油断できない
少し油断、手抜きして、稲起こしサボると何度でも絡まる。エンジンストップして、絡まった稲をバインダーから抜き取る。 稲を束にする「結束糸」をセットし直す。コレがまた「めんどくさい」
1.狭い隙間に指突っ込んで
2.直径1cmの穴に「結束糸」を突っ込んで
3.「結束糸」をどっかにくくりつけ
4.バインダーを1回転、空回りさせて「結束糸」をバインダーにセッティングさせる。
言葉の説明では分からないと思いますが、コレだけで5分くらいかかります。絡まるたびにバインダーの復旧作業。作業が進まないのもあって通常の倍の疲労感。
突然バインダーから異音
そんな状態で突然バインダーから「異音」が。ガガガアーガガッみたいな変な音。止まって確認するがよく分からず。進むとまた変な音。
動かないプロペラ
稲送りのプロペラ破損
よくよく確認すると、稲送りのプロペラの「軸が曲がって部品と接触」変な異音はこれが原因。稲送りのプロペラが回ることで、稲を引き寄せ束にしている。
束ねた稲をほどかず、刈るとこうなる
写真のように、倒伏した稲を黄色バンドで束ねてあります。稲をほどかず刈ったのが原因。稲が容量オーバーでバインダーに取り込まれ、負荷がかかって部品破損。
写真は黄色バンドが見えています。しかし実際刈り取る時に、稲が被ってこのバンドは見えない。束ねたのは父なので、どこを束ねたかも分からない。
頭きて親父に文句!
私「もっと目立つ色のバンドでやった方がいいよ」
軽く言ってみました。もちろん言い訳です。
父「良く見て刈れー」
ガッデーっむ
ムカムカするが、これ以上言ってもしょうがない。諦めて修理に出しました。
しっかり見ない自分が悪い
しっかり確認しないで刈った自分が悪い。昔はここで父と「言い合いの喧嘩」になったもんです。グッとこらえる事が出来るようなりました。
この程度のトラブルは稲刈り時はよくある事。ほとんどがマシントラブル。トラブルでも慌てない「平常心」ここまで来るのに10年かかりました。
田んぼは人間ドラマ
相変わらず、ずず虫は元気に鳴いてます。
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