【2020/11/05】
ワカメ種が遅れる原因
ワカメ種が遅れる原因の一つが潮の流れです。潮の流れは大きく、北→南、南→北の2種類あります。写真は南→北の流れで、南風が吹く時多く現れます。潮も風の流れにのって早くなる。 潮の流れで、のれんも一緒になびく
のれんに裏表がある
ワカメ種ののれんには裏表があります。ワカメ種が見えてくる方が表がわです。南側の光が当たっている方。裏側からは芽を出しません。
裏側に光が当たる潮の流れ
上の写真は太陽光と反対の潮の流れなので、表側に光が当たらない!ワカメ種が遅れる原因です。
北→南の潮でワカメが成長する
北→南の潮の流れの時、のれん表側に光が当たり、めいっぱいワカメが成長します。
光の当たる上側が先に芽が出る
光が当たりにくい下側からは芽が出にくい
枠なら常に光が当たる
枠なら常に光が当たる
「のれん」を四角の枠に固定してあげれば、常に光が表側に当たります。管理が面倒ですが確実な芽出しの方法。面倒すぎて誰もやっていない・・・私以外は・・・。
手のかかる子供ほど可愛くないですか?
「ワカメ種」も「子供」も一緒です。巣立って行くワカメの種まきは、涙と感動がいっぱい詰まっています。だから「しんどくても」頑張れます。
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