2020/11/01撮影 1週間前はわずかしか見えなかったワカメ
【2020/11/09】
大きく育ったワカメの赤ちゃん!
約1週間でワカメの赤ちゃんだいぶ大きくなりました。1cm程度になれば十分巻き込み出来るサイズです。
10年やってる水平式
10年前から技術開発している水平式。四角の鉄枠にワカメ種のパームを固定して常に光を当てます。通常の暖簾(ノレン)より3−5日早く種まきできます。
さらなる発見と未知の可能性
この水平式を巻き込み直前に、水深50cmまで浅くしてあげます。光を最大限に当ててあげる。 すると出たばかりの0.5mmほどのタネが、1週間で5mmくらいまで成長します。測ってないので正確に分かりませんが、暖簾に比べて1週間ほど早く巻き込みできるようです。 これはかなり大きい!
巻き込み直前3日前に水深50cmにする
これ大事です。50cmにするのは早くても遅くてもダメです。早すぎると雑草に負けます。
促成ワカメと競争
水平式のワカメタネ作りは、もともと促成ワカメに対抗するために始めたものです。促成ワカメは陸上施設で水温管理します。 通常のワカメ種より1週間早く巻き込みできる優れもです。ただ毎年違った海の環境に合わせるのは大変で、技術的にも大変難しく失敗も多いです。
3度目の草むしり
欠点は雑草
欠点は雑草対策。ワカメも成長するけど雑草もすごい勢いで伸びてきます。水深1m-0.5mにすると3日に一度は草取りしないとなりません。
ゴールデンワカメの完成
しっかり手をかけてあげると、ゴールデンなワカメに成長します。促成ワカメにいざ!勝負!水平式は、まだまだ大きな可能性あり!
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