【2020/11/19】
ロープの張り調整
ロープの張り調整。潮が効いていない(流れていない)状態でのロープの水深が決まります。張っていれば浅くなるし、緩んでいれば深くなります。 これがワカメ・昆布の品質に影響します。水深が浅ければ品質が良くなり、ワカメの丈が長く病気に強くなります。弱点は浅いのでシケに弱い事。
基本中の基本
地味ですが基本中の基本です。ロープの張り具合はアンカーの一番上についている、「突っ立ちの玉」を見て調整します。浮いていればロープは緩むし、沈んでいれば張っているという事です。
今は沈んでいるのでロープが張りすぎています。シケに弱くなるので少しロープを伸ばして緩ましてあげます。
ロープをほどく
3mロープをつぎ足し
伸ばしてみる
まだ沈んで見えない「突っ立ちの玉」
ロープはまだ伸ばしてない状態
「突っ立ちの玉」が浮く!
ロープを伸ばすと、見事「突っ立ちの玉」が浮きました。この玉が「水面スレスレ」で浮くか、浮かないかの「微妙な感じ」が一番良い状態。
ゆるすぎても、張りすぎてもいけない!
ロープの張り具合(水深)は、ワカメ・昆布の品質を決める基本中の基本です。
農林水産ランキング