【2020/11/20】
毎朝「スパッ」と「爽快」な目覚め
ワカメ巻きの時期、毎朝「スパッ」と「爽快」な目覚めの始まりです。心のそこから湧きでる種まきの喜び。「子供の頃の待ちに待った遠足の日」みたいな感じです。
ワカメの種作りは10年かかる
タネ作りが上手くできるようになったのは2年前くらいからです。ワカメ養殖始めて今年で14年目なので、習得するのに結構時間かかりました。
10年失敗の連続
7月の種付け失敗、8月9月の水深管理失敗、10月の芽出し失敗で思うようなワカメ種を作れませんでした。 種作りの「キモ」と「本質」が分からないと何度も失敗します。一つ一つの作業の意味を知った時始めて成功します。
マニュアルでは対応できない
最近の海の状況の変化は凄まじい。温暖化で100年くらいの変化が2、3年でやってきます。全然常識が通じない。例年通りのタネ作りができない。 毎年失敗する人が出る原因です。
今年の海は「潮の流れが逆向き」
今年の海も例年と全く違います。一言で言って「潮の流れが逆向き」です。東北新幹線でいうなら「下り」ばかり。本当は「登り」がほとんどのはずなのに・・・ 結果、パームに光が当たらずなかなか芽が出てこない。北から南の潮の流れ多分、栄養豊富な「親潮」が弱いのかも知れません。
困難の先にある本当の喜び
10年歯を食いしばってやった成果が見事に出ました。「苦労してコツがわかったタネ作り」「手塩にかけたワカメ種」これが 毎朝「スパッ」と「爽快」な目覚めの要因です。困難の先にしか本当の喜びはないのかもしれません。
人生60歳から
「心のそこから湧き出る喜び」見つけられるか?!この積み重ねが、60歳からの人生を豊かにするのかも知れません!
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