ブログ『海藻パワー田んぼパワー』海と田んぼの作業日記
【なんで真夜中にワカメを採るの？】夜の海は危険がいっぱい！
【2021/04/05】
なぜ真夜中にワカメを収穫するのかについて説明します。
大きく三つ挙げられます。
- 鮮度が良い
- 凪が良い、海が穏やか
- 加工スケジュールがちょうど良い
鮮度が良い
まずは鮮度が良いことが一番に挙げられます。
ワカメは刈り取った瞬間から鮮度が落ちていきます。
他の、野菜や海産物と同じです。
その鮮度を落とす原因が日光、真水、温度です。
だから、日光がない、温度が低い夜中が適しています。
もちろん、雨の日は中止です。
凪が良い、海が穏やか
凪が良いとは、風、海が穏やかという事です。
日中風が強いのは気温差があるためです。
気温差が低い夜中は風が吹かないため働きやすいです。
大切なワカメ収穫期。作業がはかどる！これ大事！
海のせいでワカメが採れる日、採れない日があっては商売になりません。
安定して収穫できるので、夜中に出発するのです。
スケジュールにちょうど良い
ワカメは収穫した後、ボイル、塩蔵、脱水作業までが1日の作業工程です。
- ボイル：ワカメをお湯でたく
- 塩蔵：塩を振って塩漬けする
- 脱水：水分を切る
ここまでが1日の作業内容です。
この加工は人手がかかる日中に行うのが一番ベスト。
夜は真っ暗で、障害物の岩場などあり危険です。それでも夜中採りに行くメリットがあります。
以上を踏まえて映像をご覧ください。
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