【2020/9/29】
何気なく読んだ本
何気無く読んだ本に、ものごとの核心が書いてあり「ドギモ」をぬかれる時があります。この本がまさにそう。何の為に勉強するのか?
○好きだから、楽しいから
○お金になるから
○仕事でやらざるを得ないから
色々あります。微分積分何の役に立つの?英語は使わないし。子供の頃、良く思いました。だからあまり勉強しなかった。
大人になったら考えないです。必要になった時、必要なだけ勉強すればいいからです。
答えを出す前に抑えておきたい二つの事があります。「一般化のワナ」と「問いのマジック」
一般化のワナ
簡単言うと、答えは一つとは限らないと言う事。自分の答えが他人当てはまるとは限らないと言う事。
例えば
○「学歴は必要だと思う人」の言い分は「勉強するのはいい大学に入っていい仕事につく事だ」公務員や先生みたいな仕事です。
○「学歴が不要だと思う人」の言い分は「学校の勉強は何の役にも立たない」漁師や職人の様な仕事です。
自分の経験が全ての人に当てはまるとは限らないと言う事をまず理解する事が大事です。当たり前ですが良く勘違いします。 他人の恋愛の成功例が自分に当てはまらないのと同じです。これが一般化のワナ。
問い方のマジック
例として次の様な問いがあったとします。
○子供は褒めて伸ばすべきか?叱って伸ばすべきか?
○ゆとりがいいか?詰め込みがいいか?
○エリート教育か?平等教育か?
こう問われるとどちらか一つ、正しい答えがある気がします。でも答えは時と場合による事がほとんどです。どちらか一方が正解だと思わない事。問い方のマジックに引っかからないようにする事が大切です。
何で勉強しないといけないのか?
以上を踏まえて、一回目の答えを出します。答えは
そんな絶対的な答えがある訳がない
身もフタもありませんが、一つ目の答えがこれです。
私たちは一つの正解を求めすぎている
学校教育の弊害かもしれませんが、私たちは一つの絶対的な答えを求めすぎている気がします。世の中には、ほんとは答えが無い事がほとんどです。
ガッカリしないでください。次回は誰もが無得する本当の答えを出します。
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