ブログ『海藻パワー田んぼパワー』海と田んぼの作業日記
【最大の難関イカリ掃除】
【2020/10/19】
イカリ掃除
ワカメ養殖最大の難関、イカリ掃除。ワカメロープを張るための両端のアンカーロープ掃除。漁師内では「せーこぎ掃除」と言います。
せーこぎとは、フジツボのことです。毎年せーこぎを掃除して落とさないと、どんどん増えてロープに負荷がかかります。重くなって玉が沈んでしまう。
3日間の共同作業
イカリ掃除は三日間の共同作業。イカリ掃除はアンカーロープを船に固定して行う危険な作業。大きい波だと船が沈み込みます。なるべく波が良い日を狙います。
メッセンジャーをおとして掃除する
メッセンジャーと言われる「鉄のロケット」をロープに挟んで落とす。すると、ロープ周りの「セーこぎ」や「シュウリ」など付着物が綺麗に落ちていく。 約40m落として下の2tブロックまで到達すればオッケー。
メッセンジャーの上げ下げはしんどい!
メッセンジャーはせーこぎに当たって簡単に40m下のブロックまで到達しない。 「せーの」の掛け声で2mあげる。落とす。繰り返し何度もメッセンジャーを上げ下げして少しずつせーこぎをおとして行く。 メッセンジャーは15kgー20kgと結構重い。根気勝負。体力勝負。
体が動かない
今日は二日目ですが、筋肉痛で体がうごかない・・・
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