【イカリ掃除最終日】網のテクニック満載!

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横張りのみつ玉交換の様子。ゲンコでがっつりしめる!(てこの原理)

【イカリ掃除最終日】網のテクニック満載!

【2020/10/21】

イカリ掃除

ワカメ養殖最大の難関、イカリ掃除。ワカメロープを張るための両端のアンカーロープ掃除。漁師内では「せーこぎ掃除」と言います。

せーこぎとは、フジツボのことです。毎年せーこぎを掃除して落とさないと、どんどん増えてロープに負荷がかかります。重くなって玉が沈んでしまう。


150本のイカリ掃除

1台200mのワカメロープ張るた為の両端のイカリ2本。それが1セットに20本あるので40本。コレが縦の分。プラス横ばり5本が左右にあるので10本。コレが横の分。 1セット合計40+10=50本。それが3セット分あるので合計50×3=150本。このイカリロープを全部掃除します。am6:00-pm4:00まで約3日間の作業。


10年経つとロープもほころびが

津波後、新しく取り替えた養殖セット。10年経ってロープも結構痛んできました。特に両端を張る「横張りロープ」の損傷は激しい。 傷んだ箇所は切って繋ぎ直し。いたる所に修理箇所が発生しています。


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新しいみつ玉

横張りは潮が早いとすぐ沈むので、写真の様な浮力の高い「みつ玉」使います。このみつ玉が沈んでいれば相当潮が速いことがわかる。一つの目安にします。


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網の技術満載

このみつ玉は定置網に乗っている方が作ったもの。シュウリがつかないよう、銀色の「スレ」をまきます。オレンジ色のロープは「ミヤコガリ」どこで切れてもほどけていかない結び。 普通は一箇所切れれば全部ほどけていきます。緑色は「本ずれ」結び目が出ない結び。結び目にコブがあるとその度に網目がひっかかってしまう。 養殖漁業はここまで覚えなくてもできますが知ってると便利な技の数かず。


さすがあみと!(網人)

すごい技術に敬服します。


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