ブログ『海藻パワー田んぼパワー』海と田んぼの作業日記
カブトの幼虫とり
【発酵肥料とカブトムシ】最近のカブトムシが小さくなった理由
【2020/10/29】
カブトの幼虫とり
知り合いの方が家に来て一言
「まさひろー、カブトの幼虫欲しくねぇかー」
私「すごい欲しいです。子供と取りに行きたいです!」
畑の肥やしにカブトの幼虫がいっぱい
春に畑に山積みしておいた肥料にカブト虫の幼虫がウヨウヨいるそうです。畑に使うので、全部持っいって欲しいそう。 スコップで幼虫殺すのも可愛そうなので、一個一個拾ってたみたい。持っていってもらうと助かるそうだ。
肥料は半年寝かすと完熟ボカシになる
春に肥料を山積みしておくと、ちょうど良く発酵して畑の良い肥料になります。もちろんカブトの幼虫も大好物。母さんカブトは子供のために良い土を選んで産卵します。 発酵肥料はカブトムシの成長に欠かせない。カブトの母さん分かってます。
最近のカブトムシが小さくなった理由
去年読んだ本に書いてありました。最近のカブト虫が小さくなった理由は、里山に肥え(発酵肥料)が無くなった為です。 使う肥料が化学肥料になったので、良い発酵肥料がなくなりカブトムシも大きくなれなくなった。
小さいカブトが自然本来の大きさ
実は小さいカブトムシが本来のカブトムシの大きさで、里山のカブトムシがエサ(発酵肥料)のおかげで巨大化したのだそうです。 カブト虫がめっきり取れなくなったのも、その辺に関係ありそうだ。
モミ殻ボカシがこんな所で活躍
9月にモミ殻を発酵させておきました。玄米常在菌のパワーを見る為です。どうも効果は分からなかった。頻繁に振りかけないと効果が出ないのかも。 米ぬかで十分発酵するので良しとしました。こんなところでモミ殻ボカシが役に立つとは。カブトの培養土買わなくて済むのでラッキー。
なぜ、発酵肥料でカブトが大きくなるのか?
山土より発酵肥料の方がカブトムシが大きくなる。温度と微生物に関係していそう。発酵肥料は微生物の働きで冬でも適度に温度が保たれる。微生物も豊富。この条件がカブトムシを大きくするのだと思います。 カブトムシにはタンパク質を合成する腸内細菌がいます。微生物が豊富だと腸の働きも良くなり、エサの発酵肥料を食べてみるみる大きくなる。
人間の腸にも発酵食品が大切
人間も腸内細菌のために、発酵食品、微生物が豊富な米・野菜を毎日食べた方が良いってことです。毎日って所が大事。
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