【お米になる、モミが出来る仕組み】根、茎、葉、全体の調和が大切!

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【お米になる、モミが出来る仕組み】根、茎、葉、全体の調和が大切!

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【2021/09/25】


お米になる、モミが出来る仕組み

米(モミ)ができる仕組みを知っていますか?


根から吸われた窒素やリン酸は一旦、炭水化物として葉に蓄えられます。これが穂に送られデンプンとなって米(モミ)になります。


根から吸われた養分を直接「穂」に送ったらいいのにと思いませんか?


窒素やリン酸をデンプンに変えるのにエネルギーが必要です。それを、根、茎、葉、穂で分業しているわけです。


化学肥料と無農薬の登熟期間の違い

穂が出て花が咲き収穫するまで、約50日間。


この期間が登熟期と呼ばれ、光合成によって作り出された炭水化物をモミに送る重要な期間です。もちろん、ビタミン、ミネラルの栄養素もこの期間に蓄えられます。


無農薬で、化学肥料を使わない栽培方法だと、経験上この期間が長くなります。


無農薬栽培は

だから毎年、化学肥料のお米を収穫した後、稲刈りするとちょうど良く段取りできます。


種まきの日は一緒なのに・・


ただ、自然栽培や有機栽培のお米に栄養がある理由がここにあると思うんです。

こんな、感じでしょうか?


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中道農産HPより



根、茎、葉、穂の全体の調和が大切

お米に栄養をため込む出穂、開花、収穫まで登熟期間。登熟をささえるのが止葉(とめは、稲の一番上の葉)です。その止葉を支えるのが「茎と根っこ」


通常、登熟期間に追肥して養分を与えることはしません。でも、葉っぱが緑色で養分を吸い続けているなら、土にも養分があった方が良いことになります。


有機栽培では、土と田んぼの生き物全体が協力しあってお米を育てます。追肥せずとも、必要な栄養素は自然に供給されるので、なが〜く登熟期間を確保できます。


稲の病気が怖い、倒伏しやすいので追肥はほとんどしませんが、何とも不思議。


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